グリーン周りのバンカーを1打で出すには?
要点: グリーン周りのバンカーでは、ボールを打つのではなく、砂を打ちます。ボールの1〜2インチ(3〜5 cm)手前の砂に、フェースを開いたまま入れ、フィニッシュまで加速し続けます。ボールは砂と一緒に飛び出します。スタンスは通常より広く取り、足を砂に埋めて、体重はやや左足(目標側の足)寄りにします(Pelz/Utleyの理論)。
すべてを説明する発想の転換
バンカーショットは、ゴルフで唯一、クラブがボールに触れてはいけないショットです。目指すのは「エクスプロージョン」。フェースがボールの数インチ手前から砂に入り、砂のクッションを押し出して、その上に乗ったボールを運び出します。だからこそ、「クリーンに拾おう」とするとトップしてアゴに当たったり、グリーンをオーバーしたりするのです。
砂の上のアドレス(そう、まったく変わります)
- フェアウェイよりも広いスタンスを取り、足を砂に埋めます(安定性が増し、スイング軌道の最下点も下がります)。
- グリップを握る前にフェースを開きます。フェースが「空を向く」ようにすることでバウンスが働きます。バウンスとはソールの角度のことで、クラブが砂に刺さらず、砂の中を滑り抜けるようにしてくれます。
- 体重は左足寄り(60〜70%)にし、ボールはスタンスの左寄りに置きます。
最大のミス:減速
グリーンをオーバーするのが怖くて、砂の中でスイングを緩めてしまうプレーヤーが多くいます。砂は強力なブレーキです。その結果、ボールはバンカーに残ります。正しい感覚は、短いショットでも最後まで加速してフィニッシュまで振り切ることです。
ライン・ドリル(効果実証済みの定番)
- ボールを置かずに、スタンスと直角に砂に線を引きます。
- 毎回その線の上から砂に入るように、エクスプロージョンとフィニッシュまでの振り抜きを意識して素振りをします。
- 5回連続で線に入れられるようになったら、線の1〜2インチ先にボールを置き、まったく同じスイングを繰り返します。
Birdiaのバンカーモードは、砂の上のアドレスに合わせてコーチングを調整します。フェアウェイでは「広すぎる」スタンスも、バンカーではまさに正解だからです。
出典
- Dave Pelz — Short Game Bible.
- Stan Utley — The Art of the Short Game.
- Harvey Penick — Little Red Book(砂の中では加速する)。
よくある質問
グリーン周りのバンカーではどのクラブを使えばいいですか?
サンドウェッジ(54〜58º)が、このために設計されたクラブです。バウンスが大きいことで、砂の中を滑り抜けてくれます。非常に硬い砂の場合は、プロがバウンスの少ないクラブを勧めることもあります。コースのバンカーが締まっている場合は相談してみてください。
なぜボールがいつもバンカーに残ってしまうのですか?
最も多い原因は2つです。減速すること(クラブが砂の中で止まる)と、フェースを開かないこと(リーディングエッジが砂に刺さる)です。フィニッシュまで加速し、グリップを握る前にフェースを開きましょう。
バックスイングで砂に触れることはルール上許されますか?
いいえ。バンカー内では、ストローク前にクラブで砂に触れることはできません(ゴルフ規則、Rule 12)。ライン・ドリルは練習用であり、競技では使えません。
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