AI分析用のスイングの撮り方
AIが分析できるのは、カメラが捉えたものだけです。適当に撮影すれば、分析はノイズになります。誤った角度、誤って検出されたフェーズ、そして実際のスイングに当てはまらないアドバイス。良いニュースは、最近のスマートフォンと4つの基本ルールがあれば、十分すぎる素材が得られることです。
重要な2つの角度
どのコーチも、どのビデオシステムも使う標準的な2つのアングルがあります。
- 正面: ターゲットラインに対して直角に、自分の前にカメラを置きます。体重、手の高さ、ボール位置、フィニッシュのバランスがわかります。
- 後方: ボールとターゲットを結ぶライン上の真後ろに、手の高さでカメラを置きます。スイングプレーンとクラブの軌道を見るための鍵となるアングルです。
三脚を(または何かに立てかけて)アドレス時の手の高さに設置します。地面や頭より上ではいけません。カメラの角度が高すぎたり低すぎたりするとプレーンがゆがみ、分析を誤らせます。10〜13フィート離れれば、スイング全体を通して全身とクラブがフレームに収まります。
明るさ、背景、フレーム
ドライバーのスイングは約1.5秒、ダウンスイングはわずか0.2秒ほどです。30 fpsではクラブヘッドがぶれて映り、AIはインパクトの重要なコマを失います。できる限り120 fps以上(スマートフォンのスローモーションモード)で撮影しましょう。
明るさについては、前からの光か、上からの拡散光が最適で、逆光は避けます。服装とコントラストのある無地の背景は、システムがシルエットを認識する助けになります。窓を背にしたり、太陽が正面にある状態で撮影したりするのは避けましょう。
カメラに見えるもの、見えないもの
限界をはっきりさせておく価値があります。スマートフォンのカメラが計測するのは体とクラブのキネマティクス(ポジション、動きの順序、テンポ)であり、ボール初速、スピン、打ち出し角といったボールのデータは直接計測しません。それはレーダーの領域です。
正直な開示: Birdiaは当社のアプリです。スマートフォンの動画から端末上のAIでスイングを分析し、スイングのフェーズ、ポジションとテンポの指標を検出します。TrackManのレーダーではないので、スピンやボール初速は示しません。Birdiaが行うのは、動画が上記の条件を満たしていれば、あなたの動きを読み取ることであり、それはとても得意です。30 fpsで斜めから撮影すれば、当社のものを含め、どんなソフトウェアも最高の性能は発揮できません。
撮影前のクイックチェックリスト
1. スマートフォンを何かに立てかけるか三脚に固定し、手の高さに。
2. 距離は10〜13フィート、体とクラブ全体がフレームに収まるように。
3. 正面からのアングルと後方からのアングルを1つずつ。
4. スマートフォンが対応していれば120 fps。
5. 明るく、逆光なし、コントラストのある背景。
出典
- TrackMan — Ball Flight Laws.
- PGA of America — PGA Teaching Manual.
- Titleist Performance Institute (TPI) — screening and video material.
よくある質問
普通のカメラで大丈夫ですか、それともスローモーションが必要ですか?
全体像をつかむには普通のカメラで大丈夫ですが、AIが切り返しとインパクトをしっかり読み取るには、120 fps以上のスローモーションのほうが適しています。ダウンスイングは10分の数秒しかかからず、30 fpsでは重要なことが起きているコマを失います。
アングルは1つで十分ですか?
ざっと確認するだけなら十分です。本格的な分析には正面と後方の両方がほしいところです。それぞれのアングルが異なる情報をくれるからです。正面は体重とバランス、後方はプレーンとクラブの軌道。両方あれば、AIはあなたの動きをはるかにうまく再構成できます。
屋内と屋外のどちらで撮影するかは重要ですか?
重要なのは場所ではなく、明るさとフレーミングです。屋内では、スマートフォンが自動的にfpsを下げないよう、十分な照明を確保しましょう。屋外では、逆光やシルエットを切ってしまう強い影を避けましょう。均一な背景は常に役立ちます。
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